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食物アレルギーの症状出現への対処において

2022.07.27

投稿者
クミタス

食物アレルギーの症状が出現した際に、使用される治療薬、そしてその効果発現までの時間目安として以下が挙げられています。

・アドレナリン自己注射薬 エピペン
目的・効果:アナフィラキシー症状の沈静
効果発現までの時間:速やか

・気管支拡張薬(吸入)
目的・効果:気管支を拡張し、咳や喘鳴を抑制
効果発現までの時間:速やか

・気管支拡張薬(内服)
目的・効果:気管支を拡張し、咳や喘鳴を抑制
効果発現までの時間:30分以上

・抗ヒスタミン薬(内服、点滴)
目的・効果:ヒスタミンの作用を抑え、皮膚や目、口、鼻、顔面の症状を抑制
効果発現までの時間:30〜60分ほど

・ステロイド薬(内服、点滴)
目的・効果:アナフィラキシー症状は二相性反応(アレルギー症状が出現していったん症状が落ち着いた後、再び症状出現する)を示すことがあり、数時間後に出現する症状を予防
効果発現までの時間:4〜6時間ほど

食物によるアナフィラキシーショックに対しては、速やかなエピペン投与ができるよう、定期的にトレーニングがおこなえるのが望ましいでしょう。

二相性反応について
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2218

出典・参照:食物アレルギーハンドブック2018

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