1. クミタス記事
  2. クミタス記事詳細

読み物

検出されることのある物質例

2025.05.13

投稿者
クミタス

ニワトリの疾患対策などで動物用医薬品が使用される事がありますが、不適切な使用などにより、鶏卵から検出され回収される事があります。
・食品での使用が禁止されている動物用の消毒剤「塩化ジデシルジメチルアンモニウム」を、味付きゆで卵の製造段階で防カビ目的で使用。殻から「塩化ジデシルジメチルアンモニウム」が検出された → 回収
・基準を超える合成抗菌剤トリメトプリムを検出(検出値0.04ppm)
基準値:0.02ppm → 回収
・基準を超える合成抗菌剤スルファモノメトキシン(サルファ剤)を検出(検出値0.14ppm) → 回収
基準値:0.01ppm
当該事案では、育雛用飼料の配合に動物用医薬品スルファモノメトキシン(サルファ剤)を投与し飼料4tを製造。この育雛用飼料の製造後、僅かに残っていた育雛用飼料が成鶏用飼料に混入した可能性があり、対策として動物用医薬品スルファモノメトキシン(サルファ剤)を育雛用飼料での使用もしないことが述べられています。
以下も併せてご覧ください。
諸外国における残留動物用医薬品の基準値等に関する情報
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/douyaku_kisei.html

    {genreName}

      {topics}