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ヌカカによる皮膚症状

2023.03.19

投稿者
クミタス

虫が原因での皮膚症状出現の際は、刺咬、吸血、接触により物理的刺激や物質(毒成分、唾液腺物質など)による反応などから生じます。
ヌカカは、ブユと同じくハエ目に属する双翅目昆虫の総称で、春〜秋に川や海、湖、湿地、田んぼ、草むら、キャンプ場などに生息します。体長が1~2mmと小さく、網戸を通り抜け室内でも刺咬、一部のメスにより吸血されることがあり、痒みや腫れ、痛みなどが症状として挙げられます。
痒みが続いている場合、刺咬されたことが起因して過敏に反応し急性痒疹を発症していたり、皮膚を掻いているうちに発疹が膨れ上がり、結節と呼ばれる豆粒大の発疹になる結節性痒疹を発症していることがあります。
強風や雨天の日は比較的飛翔が少ない傾向ですが、野外活動をおこなう時ときは皮膚の露出部を減らし、またヌカカは灯りに誘引される面があり家庭でも窓からの光に集まる場合もありますので、カーテンなどで光の漏れを防ぐなども刺咬機会減に繋がり得ます。
蚊、ヌカカ、マダニが媒介する感染症についてはまた別途掲載したいと思います。
 
痒疹について
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2934 
ユスリカについて
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/752

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