セリ科に属するスパイス・野菜によるアレルギーについては、以下でも掲載しておりますが、
スパイスによるアレルギー~セリ科植物
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3287
セリ科のセロリ、にんじんにおいては、カバノキ科のシラカンバ花粉、ハンノキ花粉、オオバヤシャブシ花粉との交差反応性があるとみられており、セリ科に属する野菜、スパイスにおいて花粉と関連した抗原によるアレルギー症状を出現することがあります。
セリ科に属するスパイス・野菜:フェンネル、コリアンダー、チャービル、ディル、ディルシード、セロリ、キャラウェイ、クミン、パセリ、アニス、アジョアン、みつば、にんじん、明日葉、三つ葉
セリ科に分類されるコリアンダー(パクチー)はシーズニング、カレー、チキンビリヤニ、タンドリーチキン、ラクサ、ガパオ、トムヤムクン、ラープ、ナシゴレン、ビーフン、フォー、麻婆豆腐、ケバブ、ファラフェル、スープ、サルサソース、一部のステーキ醤油、一部のドレッシング、一部のラーメンスープ、一部のうどんつゆ、一部のたれ、一部のふりかけ、一部のパン、一部のキャンディ、一部のチョコ菓子、一部のポテトスナック、一部の米菓、一部のビール、ハーブティ、一部のコーラ、一部のベジミートなどで使用されていることがあります。
コリアンダー(パクチー)が使用されている製品を摂取してアレルギー症状が出現した、以下報告例などがあります。
・コリアンダーベースのマサラパウダーを摂取していて蕁麻疹、血管性浮腫を生じた
・コリアンダーの葉が使用されたパンを摂食して血管性浮腫、蕁麻疹、喘鳴を伴う喉頭浮腫を生じた
・コリアンダーが使用されているビールを飲んで症状出現
小児〜成人での症状出現報告であり、経口摂取においても様々な摂取経路があります。コリアンダー(パクチー)アレルゲンの交差反応性についてもアップデートしたいと思います。
キユーピーハーフ 400g
49kcal/大さじ約1杯(15g)当たり
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Mayu Ishikawa
醸造酢の原料については開…