ハチ刺傷は5月〜10月に多く見られ、手、顔、上肢、足，頭部は露出していることが多く、ハチに刺されやすい部位になります。
オオスズメバチ、クロスズメバチ、ツマアカスズメバチ、ヒメスズメバチ、ツチバチ（ヒメハラナガツチバチなど）、アナバチ(ジガバチ)（クロアナバチ、ジカバチなど）は土の中にも巣を作ることがありますが、
ハチ刺傷～土中の巣
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ハチに刺された際の背景として以下なども例に挙げられます。
・蜂を手で払いのけようとして刺された
・スズメバチの巣を草刈り機で直接刺激した
・保育園時と保育士の計25名でキャンプ地へ歩行中、音と振動でオオスズメバチの巣を刺激し，20匹ほどの大群に襲われ，4名が刺傷した。女児の汗のついた黒い帽子と，道路に投げ捨てた汗の染みた黒色のリュックにも数匹ずつが集中攻撃した。

ハチ刺傷を避ける上で、皮膚を露出させない、巣に近づかない、明るい色の服を着用、ジュースやお菓子等の甘い香りのするものを近くに置かない・いないようにする（ゴミ置き場にも注意）、 整髪料・香水など化粧品類の匂いもハ チを刺激するのでハチに近づく可能性のある場所に赴く際は避ける、またハチは水平方向の動きに対して敏感に反応するため、腕を左右に振ってハチを追い払おうとしない、ことも挙げられています。ご留意ください。
 
出典・参照：独立行政法人 労働者健康安全機構 労働安全衛生給合研究所　小嶋純 安・全・衛・生・情・報　野外労働者とハチ刺傷事故