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食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)における食物経口負荷試験の施行時期

2026.01.02

投稿者
クミタス

卵黄の食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)においては、自然寛解傾向もありますが、
卵黄による食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)における寛解
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2002 
陰性確認のための食物経口負荷試験の適切な施行時期はあるのでしょうか?

当科で診療した卵黄食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)例について診療録を後方視的に参照し、初発時の症状や病歴、負荷試験前後での諸検査結果と、負荷試験の結果や最終寛解の月齢、その負荷試験から寛解までに要した期間との関連を検討した結果、発症時の嘔吐回数が少ない例、エピソード後の便中ヘモグロビン濃度が0 ng/mLであった症例は早い月齢で日常量の卵黄摂取が可能となる傾向を認めた。また、卵黄プリックテスト部位の遅延型反応が目立つ症例で負荷試験陽性となりやすい傾向を認めた(出典・参照:酒井秀政,吉岡耕平,五十嵐健康 静岡市立静岡病院小児科 卵黄FPIESの負荷試験の適切な施行時期に関する検討)。
上記報告では、卵黄食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)では、症状発現時の症状程度や便潜血反応により早期寛解の予測が出来たり、卵黄プリックテスト部の遅延反応を見ることによって負荷試験の施行を判断する目安と出来る可能性があることを示唆しています。
他の食物の食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)における状況や他の報告なども今後、追記したいと思います。
食物経口負荷試験施行後の状況〜鶏卵アレルギー児
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3442 
鶏卵による食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)のケースの中で
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4748 

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