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デュアック® 配合ゲルによるアレルギー性接触皮膚炎

2026.01.09

投稿者
クミタス

今までにもデュアック® 配合ゲル (クリンダマイシンリン酸エステル水和物 / 過酸化ベンゾイル, サンファーマ株式会社) によるアレルギー性接触皮膚炎の報告が複数なされています。
・尋常性座瘡に対しデュアック® 配合ゲルが処方され、11日間外用後に顔面の発赤、腫脹が出現し、39℃の発熱を伴ったケース
・20 歳代から顔面に認められた皮疹を主訴に初診2週間前に近医皮膚科を受診し、尋常性座瘡の診断でデュアック®配合ゲルを処方された。初めは部分的に塗布し、問題がなければ徐々に範囲を拡大して塗布するように指導され、1日1回の塗布を行っていたが, 初診2日前(塗布開始12日後) より, 塗布部に一致して痛痒と紅斑が出現した。外用を中止したが改善しなかったため受診。眼囲と口囲を除く顔面全体に境界明瞭な暗紅色の紅斑を認め、紅斑上に丘疹も散在していた。自覚症状として灼熱感があり、左頸部リンパ節の腫張と圧痛を認めた。
 
成分パッチテストの結果から、アレルギー性接触皮膚炎の原因物質は含有成分の過酸化ベンゾイル(BPO)、クリンダマイシン(CLDM)リン酸エステルと同定されるケースが見られており、過酸化ベンゾイル(BPO)の外用によるケラチノサイトの障害でバリア機能が低下することで経皮感作がおこりやすくなる可能性も示唆されています。

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