同科植物の野菜編を、あの野菜の科は? でお送りしましたが、今回は主に果物編になります。
1つの野菜や果物にアレルギー症状がある場合、同じ科の植物すべてにアレルギー症状が出るとは限りませんが、同科異属間の植物で交差反応を示す場合があります。
バラ科
OAS(口腔アレルギー症候群)の方を含め、アレルギー症状のある方が比較的多くみられます。
・リンゴ
・サンザシ
・ナシ(西洋ナシ含む)
・モモ
・スモモ
・プラム
・アンズ
・ウメ
・サクランボ(アメリカンチェリー含む)
・アーモンド
・イチゴ
・ブラックベリー
・ラズベリー
・ボイセンベリー
・ビワ
・カリン
ツツジ科
ベリーと名の付く果実は、バラ科、スグリ科にも存在します。コケモモはツツジ科になります。
・ブルーベリー
・クランベリー
・ビルベリー
・ハックルベリー
・コケモモ
スグリ科
ブルーベリーはツツジ科で、カシスはスグリ科になります。
・カシス(ブラックカラント)
・レッドカラント
・ホワイトカラント
ブドウ科
ヤマブドウの果実は見た目がブルーベリーに似ていますが、ヤマブドウの果実には酒石酸が多く含まれます。
・ブドウ
・ヤマブドウ
ウルシ科
ウルシはもちろん、マンゴー、そしてピスタチオ、カシューナッツ、ピンクペッパーもウルシ科になります。
・マンゴー
・ピスタチオ
・カシューナッツ
・コショウボク(ピンクペッパー)
・ハゼノキ(和ろうそくのロウ)
マンゴーによるアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2660
ピスタチオによるアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2949
カシューナッツアレルギーについて
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/1839
マタタビ科
キウィフルーツ、マタタビ、サルナシがマタタビ科になります。キウイフルーツの和名はオニマタタビになります。
・キウィフルーツ
キウイを食べてなぜ不調になるのか?
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/241
キウイフルーツの違いによるアレルゲンの違い
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/1487
バショウ科
・バナナ
バナナによるアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2015
ウリ科
・メロン
・スイカ
ウリ科植物によるアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2825
スイカによるアレルギー すいかアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3378
ミカン科
柑橘類以外に、山椒、カレーリーフ(月桂樹ではありません)もミカン科になります。
・ミカン
・ナツミカン
・オレンジ
・レモン
・ライム
・ユズ
・スダチ
・グレープフルーツ
・シークヮーシャー
・デコポン
・ハッサク
・キンカン
・ポンカン
・ブンタン
・バンペイユ
・ダイダイ
・セミノール
・ポメロ
・サンショウ
・カラタチ
・カレーリーフ
温州みかんとアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2473
ムクロジ科
ライチ、ランブータンは同じ科になります。
・ライチ
・ランブータン
・リュウガン
・フウセンカズラ
・アキー(ジャマイカで多く摂取)
ライチによるアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3829
カタバミ科
スターフルーツの果肉にはシュウ酸が含まれます。
・スターフルーツ
・ビリンビ
パイナップル科
生のパイナップルに含まれる「ブロメライン」は、タンパク質消化作用があり、ブロメライン軟膏は創傷面の壊死組織を除去する作用があります。
・パイナップル
アケビ科
苦みのあるアケビの果皮も調理して摂取する地域もあります。
・アケビ
・ムベ
ミソハギ科
サルスベリもミソハギ科になります。
・ザクロ
クスノキ科
アボカド、シナモン、ゲッケイジュはクスノキ科になります。アボカドは1,000品種以上存在すると言われており、黒いゴツゴツした皮のハス種以外に、緑色のつるっとした皮のフェルテ種、ベーコン種などもあり、国産のフェルテ種、ベーコン種アボカドもあります。ラテックスアレルギーの方の中には、アボカドにアレルギー症状を示す場合があります。
・アボカド
・シナモン
・ゲッケイジュ
パパイア科
青いパパイアにはタンパク質分解酵素「パパイン」が含まれ、加熱しても失活されにくいですが、熟したパパイアにはそれほど多くは含まれません。
・パパイア
サボテン科
ドラゴンフルーツの甘さは果糖ではなく、ブドウ糖主体になります。
・ドラゴンフルーツ
カキノキ科
渋柿、甘柿に含まれる渋味成分のタンニンは、干し柿にすると抜けていきます。柿の葉にもタンニンは含まれます。
・カキ
柿による反応
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3592
ほかに、いちじくはバラ目クワ科、パインアップルはイネ目パイナップル科、バンレイシ科にはチェリモヤ、イランイランの木、フクギ科にはマンゴスチンがあります。
桃屋 きざみにんにく 125g
207kcal/100gあたり
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旦那がチャーハンを作ると…