オーツ麦(オート麦)によるアレルギーについては、以下にも掲載しておりますが、
オーツ麦によるアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/1630
オーツミルクによるアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4733
今回はオーツ麦(オート麦)による食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)について掲載します。
海外での報告例
・スウェーデン北部での2004年1月1日〜2018年5月31日までの間に FPIES 症状を呈した小児60人(男児39人、女児21人)の医療記録において、症状誘発食物は牛乳 (40%)、魚 (37%)、オート麦 (23%)、鶏卵(8%)、鶏肉(5%)、大豆(5%)、小麦(3%)、バナナ(3%)、米(3%)、トウモロコシ(2%)、ジャガイモ(2%)、サツマイモ(2%)で、症状は6か月未満で31人 (60%)、1歳未満で 57人 (95%) に現れ、FPIES 診断の平均月齢は7か月 (範囲3~134か月)、魚 FPIES の場合は13か月(範囲 7~134か月)で、牛乳およびオート麦に対する FPIES の小児では、67%が 36か月齢までに耐性を獲得し、耐性獲得年齢の中央値は 24か月 (範囲9~62か月、IQR 16~38か月) であった
原因食物は食文化や地域での摂食傾向によっても異なりますが、欧米においてオーツ麦(オート麦)は比較的多い症状誘発食物の1つでもあります。米とオート麦の両方に曝露した米による食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)の子供26人を対象とした研究では、両方の穀物に対する食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)を呈したのは11人 (42%) であった、との内容も見られていますが、今後も国内外の報告について掲載したいと思います。
出典・参照:
Food protein-induced enterocolitis syndrome among children in northern Sweden—A retrospective review from 2004–2018
Food protein-induced enterocolitis syndrome: guidelines summary and practice recommendations ほか
米による反応
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4276
サツマイモによる食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2365
カレーの王子さま 顆粒 アレルギー特定原材料等28品目不使用 60g
28kcal/1皿分(ルウ7.5g)あたり
13333
みおん
モニターで頂きました。野…