カリフラワーは、ブロッコリー、マスタード、大根、からし、わさび、ラディッシュ、カブ、キャベツ（メキャベツ含む）、ハクサイ、クレソン、ケール、コマツナ、チンゲンサイ、ナバナ、タカナ、ミズナ、コールラビ、タアサイと同じくアブラナ科植物に分類されます。

ブロッコリーによるアレルギーについては以下でも掲載していますが、
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3724
ブロッコリーにアレルギーのある方において、必ずしもカリフラワーに反応を示すとは限らないところで、またカリフラワーによるアレルギー報告例は多くはないところですが、海外での以下例などが見られています。
・70歳男性で、カリフラワーを含むパエリアを摂食した後、のどのかゆみ、顔面・手の腫れが出現。特異的IgE値は、カリフラワー、キャベツで陽性であった。
・21歳のアトピー性皮膚炎を発症している女性で、カリフラワー、ブロッコリー、キャベツにアナフィラキシーを生じた。
・16歳男児で、カリフラワーを含む食事から5分後にバドミントンをしているときに、蕁麻疹、顔面血管浮腫、のどの腫れ、呼吸困難、失神、血圧低下を生じ、食物依存性運動誘発アナフィラキシーを発症したと考えられた。

ケールから分化する過程で、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツなどが生まれており、ロマネスコはカリフラワーの一種になりますが、ロマネスコのアレルギー例についても情報がまとまり次第掲載したいと思います。

キャベツによる反応、アレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3763
ロマネスコ使用～アボカドのグリーンカルボナーラ（卵、乳、ピーナッツ、ナッツ不使用）
https://www.kumitasu.com/contents/recipe/2427