カモミールはブタクサ、よもぎ、春菊、レタス、サニーレタス、サラダ菜、サンチュ、ベビーリーフ、タラゴン、ゴボウ、ふき、ヤーコン、アーティチョーク、フランスギク、コスモス、エンダイブ、チコリ、カレープラント、ステビア、トレビスなどと同じくキク科植物になり、レタス、ふきのとう、ごぼうによるアレルギー例については、以下でも掲載しております。



レタスによる反応、アレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2248
フキノトウによるアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/1954
ゴボウによるアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3115

キク科植物花粉の交差反応性については、ブタクサ花粉はウリ科のメロン、スイカ、きゅうり、ズッキーニ、カンタロープ、バショウ科のバナナ、ヨモギはセリ科のセロリ、にんじん、ウルシ科のマンゴーなどと交差反応性があるとみられています。

カモミールは飲料での摂食機会もありますが、カモミールティーの摂取30分後に、全身蕁麻疹、嘔吐、呼吸苦が出現し、カモミール茶葉のプリックテスト陽性、ヨモギ特異的IgEはクラス4であった方の報告例があります。
カモミールは、和名ではカミツレになり、カミツレエキスが使用されているのど飴やジュレ、のどスプレー商品、シャンプーやトリートメントなどのヘアケア・スタイリング剤、入浴剤、スキンケア用品などもあります。また花からの抽出成分を含むとされるカミツレチンキが使用された歯肉炎・歯槽膿漏薬などもありますので、カモミールにアレルギー症状のある方は、表示にもご留意ください。